関東財務局長(金商)第1756号
株式会社G&Dアドヴァイザーズ

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2021年12月3日

マックス2000円

投資調査部
成岡 順
今週は結局売りの勢いが加速することになり、SQ値からの値幅を考えたうえでのマックスの値幅2000円まで押し込まれました。

ですがやはりそれ以上は売り込まれることはなく、225先物で時間外取引中に27380円を付けたところが安値になりました。

まだ次のSQまで来週1週間ありますが、おそらく今回は既に売り方も利益を確定していると思われ、この安値以上に売り込まれることはないのではないかと思います。

現物の安値はと言いますと27600円どころで水木金と3日連続で安値が揃いました。

そして本日の午前中で売るべきものは終わり、上昇に転じたものと思われます。

今週の安値を厳密にしますと27588.61円です。

この辺りで3日も安値を揃えているわけですが、ここがなぜこれほどまでに抵抗するポイントになったかと考えるとここは今年の大発会の寄付値27575.57円のところであるからだと考えます。

陽線で終えることが出来るかどうかの重要なポイントであり、ここは守りたいといったところでしょう。

ここを守るといったことから思うのはやはり寄付値の重要性の高さです。

特に年足チャートにおいては2012年から昨年までの9年間において陰線となったのは2018年の1回のみ。

もちろん日銀買いの影響はあったと思いますがそれでも陽線が続いていることがトレンドの強さに表れていると思います。

日銀買いという観点からTOPIXはどうなのかと言いますと2018年以外で2016年にほんの少しだけ陰線になった年がありますがそれ以外はすべて陽線です。

そして今年は日銀の買い方に変更があり、TOPIXベースが強くなる感じになりましたので今年のTOPIXのローソク足は225と違ってある程度余裕のある陽線状態です。

TOPIXの今年の大納会のポイントは2000ポイントの大台に乗せて終われるかどうかになると見ております。

しかし2000ポイントの大台に乗せなくても終値ベースとしてはバブル以降の最高値を更新して来ることが濃厚です。

ここから年末にかけては再来週のFOMCにおいての結果がかなり重要になると見てますが、テーパリング加速でハイテクが崩れることになるとTOPIXの役割が大きくなると思います。

テーパリングに関してはもう少し前倒しでやっておけば原油をはじめとする物価の上昇は抑えられていただろうと思いますし、混乱は避けられたんじゃないかと。

金融引き締めが今回の原油価格の低下も起こしたと思いますので悪いことばかりではなくやはり調整は必要になるでしょう。

たまたまなのかもしれませんがオミクロンという新種の変異株が現れたことによって金利も低下し、なんとなくいい感じで調整が出来ている気もします。

希望的観測なところもありますが、この調整がこれまでの上昇のガス抜きとなればまた好業績を背景として再度上値を狙えることにもなると考えますのでFOMCがちょうどいい感じで決着して欲しいです。

それにしても米国株の昨晩の反発には力強さを感じます。日本株はもたもたとした感じでやっと戻った感じですけどね。

残念ではありますが今の日本では米国株頼みの展開はいつまでも続きそうです。

それでは来週もよろしくお願い致します。
投資調査部
成岡 順

専門学校を卒業後、証券会社の株式部、所謂「場立ち」として就職。のちに東京証券取引所内での自己売買(株式ディーラー)として相場を闘い抜く。その後は準大手証券SMBC証券に移籍。オーバーナイトポジションは5億を超えるポジションで勝負。SMBC証券を退職後は中堅証券を2社渡り歩き、現在は株式会社G&Dアドヴァイザーズの投資助言者。

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