こんにちは伊東です。
連日、サウジの記者殺害疑惑に関しムハンマド皇太子の関与が囁かれムニューシン米財務長官 が サウジアラビアで来週開催される 経済投資フォーラムに出席しないなどと報道されサウジとの関係悪化が懸念されている模様です。
後は、中国の景気減速の懸念が世界の半導体関連株などハイテク産業に陰りがみられるといった感じでしょうか。
月初の米国株安のショックから立ち直ったかの様に見られた日本株ですがまたもや煽りを受けてしまった様です。
ただ本日金曜日の下落幅も今の所限定的で今月のSQ値当たりでの下げ止まりでしょうかね〜
指数は恐らくこの辺りが下値とみている人たちも多く、上にも下にも限定的と見ている方々も多い模様です。
ここ最近の相場を冷静に見ますと、理由は特に見当たりませんが木曜日の下落がアノマリーの一つになってきているようです。
また、意外や意外に今日は今の所、昼現在微妙な感じですが金曜日に得てして下髭陽線を引いて来る事が多いです。
恐らくですが一昔前ではあまり考えられなかったのですが、個人投資家の今を生き抜く方々が要するに買いだけではなく新規売り(ショート)も売買の中に絡めるようになった為、安くなった日に持ち玉の投げと共にドテン空売りを仕掛ける人が多くなったことが要因に一つと考えられます。
ですので、先物主導型の下落時に加速度を増しオーバーシュートする日が多くなったのでしょう。
アルゴリズムを使ったAI注文もやはり人の売買に反応するため物凄いボラティリティが生まれ結果大きな値幅の形成となるのでしょう。
いや〜時代は変わったものですね〜
この背景にはやはりネット証券の飛躍や株式の売買手数料の大幅な引き下げから多くの腕の立つ個人投資家が生まれたのでしょう。
本日、金曜日朝のニュース番組に菅官房長官がインタビューを受け、内容は携帯電話料金の引き下げの話題でした。
また本日午前にもニュースがありクレジットカードの手数料の引き下げを抑制する報道によりクレジットカード会社が大幅に値下がりする場面も見られました。
実に我々一般の消費者にとっては喜ばしい話なのですが、、、
これまで日本政府は日銀に対しデフレ脱却を早期に実現するように指示しておりましたが、、、、
なんだか矛盾しているような、、まあ消費税を10%に引き上げるのでこれを上手くごまかしたいのかな〜と思いましたが。
政府も消費税引き上げによりやっと重い腰を上げここからあらゆる新しい政策も出てくる事でしょう。
まあ株式市場が好感するような物が欲しいところですね。
徐々に肌寒い季節になって参りましたので皆様、体調管理にはお気をつけ下さい。
今週もお疲れさまでした。
最後に恒例の1銘柄【2134】燦キャピタル値動きの荒い展開が続いておりますが、どうもきな臭い買いが連続して入っている模様です。(割り切りで)
2018年10月19日
【10/19】木曜日のアノマリー
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。