こんにちは伊東です。
10月の大幅下落はなんと歴代8位の記録だったようですね。
何とも凄まじい下げ幅であり値幅は2662円と一瞬にして大きな評価益が評価損へと幻と消えた方々が多かった模様です。
アベノミクス以降「どうせまた戻るでしょう」などの感覚でこれまで難局を脱してきた投資家達にとっては今回の下落は相当厳しかったのだと思います。
今回の大幅下落により信用取引を行っていた方などの多くは評価損率の悪化から追証の強制決済を強いられ多様であり改めて「損切りの重要」さも感じたことと思われます。
また今回の所謂仕手系材料株の大幅な崩れにより巨額の資金を運用する一部の「筋」のような方々も撤退を余儀なくされ、追証の払い込みが出来ずに強制決済に追い込まれ市場から去っていった方も多かったようです。
これらの銘柄の一部をあくまでも噂ですがお伝えしますと【9446】【3356】【9820】【4770】【3639】【8938】【6786】【2372】【6542】これらもごく一部のようですがまだまだ多くあったようですね。
需給の改善した銘柄やまだ手掛けている連中の存在する銘柄などは戻りも見られますが中々上値が重く戻らない株も多数あるようです。
指数から大きく落ち込んだ世界の株式市場は日本だけでなく世界各国大きなショートが急激に増加した為、現在ショートカバー主体の相場形成となっているようです。
11月のアノマリーでの月間勝率は6年連続でプラス上昇となっている様ですのでまずは個別株に期待を持ちたいところです。
また今後を見極める意味で最も注目の集まる米国の中間選挙の行方ですが今の所は期日前投票では「共和党が優勢」との見方の様でありこれも株にとっては良いことなんでしょうね。
まだまだ指数は大きな値幅を出す日が多くなっておりボラティリティは中々縮小されませんが、落ち着きどころを見極めるしかなさそうです。
では、年末の好需給相場に期待して参りながらまた来週お会いしましょう。
【2370】ASJ 当たり屋が買っている模様です!
2018年11月2日
【11/02】大幅下落からの…
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。