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2018年11月9日

【11/09】米中間選挙後の行方

投資調査部部長
伊東 聡
こんにちは伊東です。

米国中間選挙の行方は上院で共和党の勝利、下院では民主党の勝利と以前の日本で起きた現象「ねじれ国会」になりました。

ですがこれまで数々の傍若無人な「トランプ発言」に悩まされた我々日本の投資家にとってはニュアンスもこれから柔らかくなることを考えればもしかしたら良かったのかもしれませんね。

まだまだ株式市場全体は米国債の上昇を気にしながらの展開ですが、一時の急落時の需給状況からはだいぶ和らいだようにも感じます。

国内外の大所の決算も大まか出てきており、国内の決算を見てもやはり中国の減速懸念から多少トーンダウンとなった決算見通しの企業が多かったような部分が目に付きます。

まだ、世界の不安心理を煽る連中は相変わらずドイツ銀行の不振説を唱えておりますが、現実はドイツ銀行:ストレステスト結果のCET1比率、約8%に改善の様です。

何れにしましても万が一ドイツ銀行が何らかの経営不安のような事態となればまずはイタリヤやトルコの中小の銀行がまずい展開に至って~と言う事になるでしょうね。

ですので、このイタリアやトルコ辺りの銀行の不安説などが流れだしたら、ここぞとばかりにショート筋は一気にメディア戦略を仕掛けてくる可能性もあり、またもや指数の売り崩しから売り仕掛けをかけてくる可能性もありますので注意したいですね。

一先ず、日本株も今の所は年末の好需給相場に向かっている様にも感じますので少しづつポジションを取りつつの勝負も良いと思われます。

最近の決算後の株価動向を見ますと意外に冷静な部分も見られ、安くなった減益や下方修正の株に対し打診買いが入り株価が戻りを入れると言った「材料出尽くし」の好環境になっている様に感じます。

また、先日までの下落相場において強制決済を強いられた所謂、「筋」のような連中も一息ついたようでここ最近仕手系の材料株にも大分戻りも見られます、証券関係者によればボチボチその類の方々の注文も入り始めたそうです。

11月の相場はここ6年間無敗の様ですのでここからの好需給相場に期待して参りましょう。

新元号により挙式を含め出産も増えるとの報道もありますね【4696】ワタベウェディング注目していきましょう。

それではまた来週お会いしましょう。
投資調査部部長
伊東 聡

東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」

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